【新規OPENパンのお店】黒棒茶寮 Gesund
少し前になりますが、お洒落なパン屋さんを施工させていただきました。
僭越ながら取材をさせていただきましたので、下記ぜひご覧ください。
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お店の名前は『Gesund』(ゲズント)
ドイツ語ですが、日本語で「健康的」という意味です。
お店があるのは、久留米市荒木町のクロボー製菓様内。
定番商品黒棒がすぐに買える久留米黒棒本舗はいつもお客様がたくさんですが、
このパン屋さんはおとなりの棟。
木立の中にエントランスがあり、真鍮のプレートサインが誘ってくれます。
既存の喫茶室『黒棒茶寮D o c h(スイーツ&カフェ)』を増築し、
令和5年秋静かにパンのお店をオープンされました。
外回りの樹木がまるで森の中を思わせてくれる、変化に満ちた豊かな景観。
ちょっとお散歩したくなる、そんなお庭に囲まれています。
オープンから間もない頃にお伺いしましたが、
お客様が次から次に入店されています。
開店直後、ホテルのような雰囲気の店内にパンが並んでいます。
コンクリートの質感と木目やドライフラワーの柔らかさに、ポイントの照明器具。
パンを魅力的に演出する、パンのための空間です。
メニューもハード系食事パンを中心に、黒糖使用はもちろん、九州産小麦使用、
添加物を加えず素材を活かしたラインナップ。
思わずあちこち目移り、胃腸が刺激されてしまいます!
中でもおすすめは「黒糖かぶせだし明太フランス」。
黒糖蜜の灰汁をとり、清ました黒糖液によるかぶせだしが、
明太子の生臭さをマスキングして上品な味わいに。
なんと明太フランスのためにこの明太子は特別発注しているそうです。
こだわり抜いた逸品ですね。
焼きあがったパンたちのお姿と香りに、取材陣も行く度に新たな種類に手を伸ばし、
みんなで美味しくいただいています。
現在クロボー製菓様では、主力商品の黒棒に加え、
ロールケーキや焼き菓子などの洋菓子も展開され、
黒糖の魅力が若い世代にも伝わる市場を構築されています。
となれば、「多世代向けに、お食事となる健康的なパンを作りたい」
その岡田社長の熱い思いがこちら『Gesund』の源流だそうです。
岡田社長は、外回りの庭木を手入れしながら、お店に立ちながら、
お客様の様子を見たり、新しいパンの着想をされたり。
作り手の楽しさがお店や商品として表現されていると感じました。
また、日々に寄り添いながら、今後も進化されるパン屋さんなのだと確信しました。
もしお店に足を運ばれましたら、
心のこもったパンたちとこの優しい空間を、
静かにゆっくり味わってみてくださいね。
●黒棒茶寮 Gesund
●営業時間:9:30~17:00
●定休日:火曜日 ※第3火曜日営業
☆追記
こちらは黒棒茶寮Doch(ドッホ)の店内です。
大きな窓からは庭の木々たちを見渡すことができ、自然の中のカフェにでも来たような気分です。
ゆっくりとした時間が流れる空間。
こちらではこだわりの黒糖創作菓子をいただくことができます。
こちらも要チェックですよ。
- 住所
- 久留米市荒木町白口1290
- お問い合わせ
- 0942-27-3031