【筑後の名所を深掘りっ!】九州二大天満宮 水田天満宮
筑後市と言えば?と質問すると、上位にあげられる「水田天満宮」。
現在は「恋の木神社」でも有名になりましたね。
わが社も池や駐車場の整備、改修工事などで大変お世話なっております。
また、毎月第一営業日には朝の6:40から安全祈願も行っていただいており、身近な天満宮です。
そんな身近な天満宮ではあるものの、知らないことがたくさん。
改めて境内を散策してみよう!とチクゴニュースの取材依頼をしたところ、
快く聞き入れていただきました。
早速、散策開始です!
まず境内に入るためには、道路に面した大きな赤鳥居をくぐっていきます。
境内には水田幼児園も併設されているため、朝夕は送り迎えの車が鳥居の下を行き交います。
指定文化財である石の鳥居やそこから太鼓橋、左手に幼児園の雰囲気を感じながら楼門に到着します。
本殿に進むと、取材の日はちょうど毎年1月25日・26日に開催される
初天神開運大祭・商業繁栄祈願祭・奉納書初め展の初日。
宮原宮司の祝詞を聞かせていただきました。
神社本庁が認定する階位と呼ばれる五段階の位の最高位である浄階(じょうかい)の一級であられる宮原宮司。
正装である濃い紫に白紋の袴と黒い輪無唐草の袍(わなしからくさのほう)と呼ばれる一番上に着用される衣服を纏われた高貴なお姿でした。
ここ数年はコロナ禍ということもあり、来賓の方々を招いての大々的な催しは出来ていないとのことですが、
人気の各協賛景品が当たる開運みくじはなんと空くじなしの2,000本が準備されて、賑わいを見せていました。
同日開催された書初め展への出展作品が並ぶ様は、圧巻でした。
見学されていた方たちも感嘆されていました。
さてさて、境内案内に戻りましょう。
本殿に向かって左手側には、わが社でも改修工事をさせていただいた心字池があります。
池の中央には赤く美しい神楽舞台。
そこに渡るための橋は「恋のかけ橋」と名付けられています。
神楽舞台の正面の池からはハートが浮き出ていますね。
元々はだいぶ濁ってしまい、鯉の姿もなかなか見えなかった池でしたが、
地元企業の株式会社オーラテック様の寄付により美しく生まれ変わりました。
施工させていただいたわが社では某テレビ番組のように池の水を抜いてヘドロを除去し、
神楽舞台や橋も含め綺麗に整備。
オーラテックさんのマイクロナノバブルという浄化システムが導入されたことにより、
せっかく綺麗になった池の水を綺麗なまま保つという嬉しい効果を発揮してくれています。
錦鯉たちも気持ちよさそうに泳ぎ回っています。
以前はあまりこの池の方に足を運ばれる方は少なかったそうですが、
綺麗になりスロープなども整備された今、
たくさんの方がゆっくり散策したり写真を撮ったりされるスポットとなっているそうです。
水田天満宮さんのホームページを拝見していますと、
歴史や色々なスポットがギュッと詰まっていることが分かります。
【幸福の一位の木】
樹齢約600年と言われるイチイガシ。
この木の周りを「左・右・左」と3度廻ると幸運が訪れるとのこと。
取材陣二人も廻ってきました。どんな幸運が訪れてくれるでしょうか?
【石の狛犬(一対)】
狛犬と言えば「獅子に似た」と表現されることもあるように、
勇ましい表情と獣の筋肉美といったイメージが浮かびます。
が、こちらの石の狛犬はユニークな形相と独特のフォルムが特徴的です。
取材班はホームページで予習していたのでこちらも目当てに行きましたが、発見できない…。
通りすがりの権禰宜に聞いて、ようやく発見。
1610年に寄進された歴史的に貴重な代物だけに、盗難防止を考えた場所にありました。
みなさんも探してみてくださいね!
ローカルでアットホーム、地域のコミュニティになくてはならない存在の水田天満宮。
魅力スポットがいっぱいで、一度にご紹介するには長くなりすぎる…。
また改めて第二弾、トピックしていきたいと思います。
今度はどんな行事にお邪魔しましょうか!
- 住所
- 福岡県筑後市水田62番地の1
- お問い合わせ
- 0942-53-8625