熊野神社鬼の修正会

去る、令和６年１月６日(土)筑後市熊野にある熊野神社にて

鬼の修正会(しゅじょうえ)が執り行われました。

熊野神社鬼の修正会は、福岡県指定無形民俗文化財。

燃えさかる大松明を男衆が曳き回し、一年間の五穀豊穣や無病息災を祈願する火祭りで、

500年以上続いているそうです。

今回は、弊社の若手社員６名が、「大松明神事」を支える男衆として参加させていただきました。

大松明３本が準備された様子

こちらがメインの、直径１メートル、長さは１０メートルを超えるという大松明。

立派な３本が、今か今かと祭が始まるのを待っています。

点火されるのは、２１時を回ってから。

揃いの鉢巻きとサラシを身にまとった男衆

徐々に気合が入ります！

大松明に点火されると、行きよい良く燃え上がる炎。

舞い散る火の粉も迫力満点です。

３本の大松明から上る火柱

多くの方が見守ります

刈又（かりまた）と呼ばれる棒で男衆が大松明を支えながら進みます

神社本殿を三周します。

火の粉が降り注ぐ中、大松明を運ぶ姿に、見ている方にも力が入ります。

掛け声とともに進む大松明に、みなさんが無病息災を祈願されたことでしょう。

地元のみなさま。

今回は貴重な祭に参加させていただき、ありがとうございました。

伝統的な祭も、年々継承していくことが困難になりつつあります。

ここ数年はコロナの影響もありました。

伝統を守り続けていくことの難しさと、ある程度は柔軟にならざるを得ない現状。

各地の祭を守られているみなさまに敬意を表します。

わが社も地元企業として、今後も色々な所にひっそり出没していきたいなと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

本日は、祭に参加させていただいたご報告まで。

ではまた来週。

メディア広報企画課