【レポ】宮崎県日向市で美しい柾目を体感してきた
こんにちは、そしてすみません。
1週間強、Blog更新ができておらず、焦りの中にいます。
とても濃い先週末でしたので、小出しに書かないとテーマが煮詰まっちゃうなと思いながら、
この猛烈な暑さと日々に流されてしまっていましたm(__)m
さて、先週末が濃いものであったと書きましたが、
なんと朝6:30に出発し、車で宮崎県日向市まで行ってきたのです🚙
行先は、こちら。https://100wood.growthring.co.jp/
株式会社グロースリング様 百年木材事業部様を訪問いたしました。
もともと、ご先祖が山師(※山林の買い付けや伐採を行う職業)であったことに由来し、
その後は代々製材・卸売りなど、木材市場に関わる仕事を続けてこられた会社。
後継者である林紗由美さんとご縁あってお約束を頂くことができました。
今、林さんは百年木材と名付けられた事業にお取組み中です。
百年木材。百年育てた木を百年使う。
今のスピード化・効率化の時代で、あえて逆行するような。いい意味で。
先祖が続けてきた事業を、形をかえて、アプローチを変えて、この時代に届けたい。
そんな熱い思いが伝わってきます。
写真を先に見ていただきましたが、
百年育てた貴重な材木で、家具や雑貨をデザイナーさんと一緒に作ってあります。
カタログを事前に拝見はしていたものの、実際に現地で細かな杉柾目のテーブルに触れ、
椅子にも座らせていただき、香りも深呼吸して吸い込みました。
見るに優しく、触れるとしっとり、カットも美しく、そっと寄り添ってくれる家具たち。
杉の椅子の座り心地は、柔らかく温かく、なんとも言えないいい心地。
杉だと、栗材の椅子と比べて、冬でも座布団無しで使えるそうです。
樹木も樹種や加工によってずいぶんと印象を変えるものだな、改めて感じました。
短い時間でしたが、木材の静かな弾力と存在感にすっかり心が落ち着きました。
それと同時に、今の木材市場の流れのお話も少し聞いて、
私の勉強不足を痛切に感じています。
せっかく建設業界に属しております。隣の八女でも林業盛んです。
その市場を気がけて目を向けるのも大事なことだなあと思い帰路につきました。
こちらの家具は、きちんと価値のある価格で販売されていますが、
一目惚れでカフェカウンターで採用されたり、虜になる方もいらっしゃるようです。
百年木材。他にない、お気に入りのものになること、間違いなし。
是非リンク先から覗いてみてください。
https://100wood.growthring.co.jp/
林さん、お世話になりました。遠い町から、今後のご発展をお祈り申し上げます。
余談
内陸エリアの我々は海辺にいけば、灼熱のなかでも海を臨みにいくのです。
来週盆前に、もうひとつ熱い暑いトピックを投稿します。
また来週!
メディア広報企画課