【現場レポ】乳牛の美しさコンテスト
11月も終わりに近づき、いよいよ師走…
年末の忙しさが盛り上がらないほど、空気はゆったりと暖かな日々が続いております。
そんな晩秋の本日、乳牛の美しさを競う大会が行われました。
わが社で会場設営(仮設牛舎・審査トラックレーン縄張り・牛歩行スロープ等)を請け負いましたが、
一体どんな大会なの?と興味が湧いてきます。
せっかくの機会なので社会科見学に行ってきました。
福岡県乳牛共進会、というタイトル看板。
各業界で製品の出来栄えを競う会を共進会といいますが、
牝牛の共進会とはいわばミスコンのようなものでしょうか。
会場は久留米市東合川の河川敷。ゆめタウン裏方でアクセス良好な河川敷です。
出場牛たちは昨日から前泊体制の牛もいました。
朝から眩しいほどの真っ青な空と温かい空気。
前泊の牛たちが寒さで凍えないか心配しましたが、大丈夫そうです。
モーモーと興奮に満ちた元気な雄叫び声が聞こえます。
大きな牛から子牛までたくさんの牛が待機中。
待機のあいだ、毛並みを整えたり、ブローしたり、カットしたりおしゃれコーデして待っています。
美しく見える毛の見せ方ってあるのでしょうね。ふむふむ。
1グループ目がスタート。若い牛たちのグループです。
審査ではなんでも、美しさ・牝牛らしさを競うとのこと。
本日の牛たちはホルスタイン種でしたが、模様ではなく、体形の良し悪しが大事なようです。
乳牛としての骨格だとか乳の形だとか、長く美味しい乳を生み出す力を競うというイメージでしょうか。
我々は初の見学で、目利きなどは皆目難しいのですが、
おそらくその過程で品種改良したり、生産者さんたちが熱く燃えるイベントなのだと察知しました。
一等賞の牛は写真撮影が待っています。
写真撮影1枚するにも、興奮して動きが止まらなかったり、合間にうんちしたり、、、
なかなか手ごわい。時間がかかっていました。
私たちの生活の中で、当たり前のように牛乳が出回っているけれど、
生産者さんたちの中ではこんな共進のための競いがあっているのだと、今更ながら知りました。
みなさんの日々の尽力で社会は進化していくのだなあ。
建設業は様々な業界の方々に仕事を提供し、実務的なお話を聞くことができる。
お客様の求めるものに向かって建築・土木という手段で、カタチを残していける。
それはとても楽しく、希望に満ちたことだと感じます。
いつもと少し違う現場レポですが、これもわが社の大事な実績。
大変有意義な社会科見学、ありがとうございました!
(取材協力先)福岡県酪農業協同組合様 http://f-kenraku.com/
ではまた来週!
メディア広報企画課