2022.01.20
they call me “SASUMATA”
こんにちは。
僕は「さすまた」。漢字で書くと刺股で、結構刺激的なビジュアルなんだけど、今月から大藪組本社にやってきた。
なんでも、最近巷で不審な人によるニュースをよく見ることから、小川社長直々に「本社の安全管理のためにさすまたを!」と熱い声かけがあったらしい。うれしい。
いきなりさすまたを入手した社員では、実際の有事に使えないと宝の持ち腐れだよね、ということになり、社員内で実習までやってくれた。
華奢な人でも不審者を捉えることができる、というのが僕の元来のコンセプトなんだけど、僕は結構でかい。てか、長身かつ重い。てこの原理でいくと、まあまあ中央に近いところを持たないと重くてつらいかもしれない。
実際に実習してくれたのは受付のUさんと建築部中堅のK君。実習に際しての脚本コンセプトは、「遅れて来た反抗期」。30代反抗期の息子を取り押さえるお母さん、というほのぼのストーリー仕立てでやってみたらしい。会社の雰囲気そのもので、結構面白いからぜひ見てみてほしい。
ちなみに、今更というか、今だから言うけど、僕は基本1本で使うものではない。不審者の逆襲に備えて、前から後ろから追い込むのが基本なんだ。だから、本気で備えるなら、最低もう1本相方を備えてほしいと思ってる。小川社長も、何なら警察だとか刺股のプロフェショナルに習えと言ってたらしいし。
「1家に1刺股」なんていう時代はほんとは望ましくないのだけど、会社は沢山のひとがいる。社員を守るため、危機に備えるため、僕への要望がふえているんだろう。大藪組は社内も現場も安全管理を志しているのが伺えてうれしい。みんなが良い意味でかわいがってくれることを願ってます。
大藪組 安全衛生推進部 防犯係(予定)さすまた1号