【現場レポ】DXについていけ!
こんにちは。
三寒四温的気候の中、玄関表の花壇では花壇部によるチューリップ達が日に日に成長しています。
陽も長くなってきたし、寒さのゴールが見えると、明るい気持ちになれますね。
だから外に行こう!
ってことで昨日素晴らしい晴れ間に恵まれ、じゃんじゃん動く土木現場を見てきました。
現場名「矢部川上庄地区河道掘削工事」
国交省からのお仕事です。
なんでも噂によると重機とダンプがすごいって。
工事名ではあまり具体的なイメージが湧きにくいのですが、
矢部川のカーブに溜まった土砂をすくい上げて運び出し、川の流れをスムーズにさせる工事。
一般的にしゅんせつ(浚渫)工事と言われる内容です。
現場では、土砂をすくい上げるチームと、すくい上げた土砂を綺麗に積み上げるチーム、
積んだ土砂を場外に運び出すチームの三班が同時に動いていて、
水中で縦横無尽に動く黄色い重機、地上でひたすら土砂をさばくアームの長いオレンジの重機、
土砂を運ぶダンプ車15台が、まさしく入れ替わり立ち替わり、動く動く。
「今日はドローン操縦士も入りますよ」と担当者I氏。
ふむふむ。なるほど、施工写真をとるのね。
いえいえ、ドローンで写真を撮るのは撮るのですが…
なんのためにって、それは「土砂数量把握のため」なんです。
つまり、すくいあげた土砂を積み、積んだ土砂をドローンで撮影すると、
〇〇立米と数量がでるという。
おお。まさしくDXである。
天と地と奥行と、カメラで計測して数字出す。
話を聞いて、技術の革新具合にキーンと頭がしびれました。
ちなみに、水中で土砂をすくい上げる黄色い重機も、実は3D-MCという3次元重機制御システム搭載の重機。
GPSがついていて、位置と高さを押さえるわけです。
すくい上げる深さを設定すると、きちんとその深さですくう動きで動く、らしい。
現場の最前線はそうやってDX対応が必須になってきています。
実際にこのDX対応に向けては、でっかいデータをさばくマシンと立ち向かう人が必要。
Day by day, we’ll be updating …!
かたや、実際に場外へ持ち出す土砂は、ダンプ車と人で粛々と。
一日、15台のダンプ車が土砂置き場まで4往復しているそうです。
ダンプ車1台の積載量5.5立米
➡1日15台×4往復×5.5立米=330立米(一日で出せる土砂)
➡計測済土砂11,800立米搬出に、35日以上かかることを把握し、工期と出来高を日々確認。
デジタライズしながらも、やっぱり人の力も必要。
どちらの話も聞けて楽しくレポできました。
このようなDXへの流れも、ここ数年の変化が著しいみたいです。
5年前とはワケが違うぜよ。
広報班、勉強になりました。
やっぱり現場は生きている。
デジタル続きで、今日はデジタルサイネージを見に行ってきます。
またその報告は次週。
お楽しみに。
メディア広報企画課