【現場レポ】杭打ちとJR近接工事
どうも大藪組です。
夏休みも終わり、日常が戻ってきました。
日中はまだまだ汗が噴き出す状況ですが、朝晩少しだけ秋の空気が感じられますね。
メディア広報企画課も、動画撮影を含めて現場レポにも出ることが多く、
外作業の暑さとの戦いもしっかりと体感しました。
ってなわけで、今日は盆明けすぐの現場レポです!
今回は、とある建築の杭打ち工事ですが、「JR近接工事」というキーワードがついています。
近接工事とはなんぞや???
実際の工事景をおさえるため現場に一日張り付きました。
杭打ち機全景です。
材料(杭)を搬入して、機械を据え、部品を付け終わると一本目の杭打ち。
杭は約50Kg/m。6m杭1本で約300kg以上となります。
その鋼管杭を途中で溶接しながら約26メートル打ち込んでいきます。
初めのうちはするするっと入っていきながらも、やはり途中の硬い層では時間がかかっていました。
そして、溶接で散る火花がビカビカバチバチ眩しい!
溶接の火花は本当に目が焼けるよって、現場所長のO氏が若かりし頃の経験を語っていました。
暑い中、職人さんは最後まで笑顔。そしてそれが毎日です。
汗だくが不慣れなわたくしは、ただただすごいなあと感心。
教科書で学んだ知識は薄れていきますが、こうやって実景をみると本当に好奇心が刺激され楽しいもの。
初歩的ながら、安全に作業を進めるということにつき、多々学びのある一日でした☆
そして、「JR近接工事」を少し解説。
JR近接工事とは、文字のまま、線路付近で軌道内に危険が発生しそうな工事を指し、
事前協議の上、有資格者の工事管理者と見張り員を付けて工事を行う必要があります。
電車が通過する1分前から、見張り員の指示のもと作業ストップせねばなりません。
本数が多い路線はこりゃ大変だ。
今回、杭打ちで動土が無いことを確認するようにとJRの担当者からお達しがありまして、
杭打ち前・中・後の3回定点距離観測を行う、というミッション付きの杭工事初日でした。
たしかに何か事故やその類があってからでは恐ろしい賠償の予感です。
定点距離を忠実に測定し、土地の動きなく、無事に安全に近接工事も対応ができました。
経験豊富な所長も近接工事は初めてだとのこと。
お互いに一つ新しい経験を積みましたね。
営業担当者のわたくし。正直、現場にいってもなんのお役にも立ちませんが、
所長や職長さんに、わからないことを聞いたら教えてもらえるのがありがたい。
せっかくならば、工程を目に焼き付け、実のある提案ができるようになりたいものですね。
引き続き、現場レポも攻めて参ります!
それでは、また来週!
メディア広報企画課