消防署体験入署
こんにちは。
季節が流れるのは早いもので汗ばむ陽気となってきました。
4月も終わり世間はゴールデンウィークに入ります。お休みのご予定は立てられましたか?
私は部屋の掃除に費やそうと思います。
大藪組は暦通りの営業となります。よろしくお願いします。
4月22日(金)筑後消防署にて、「消防署体験入署」が行われました。
この「消防署体験入署」は年に一度、筑後市の防災協会参加事業所の方々が集まり、防火・防災の意識を高めて職場や地域での対応力を身に着ける目的で開催されています。
プログラムとしては、講師の方から応急手当の心臓マッサージやAEDの使い方、消火器や消火栓の使い方などを学びます。
とても有意義な体験になりましたので記録もかねて書き残しておこうと思います。
まず、皆さんも今までに一度は知る機会があったでしょう、応急手当のやり方を教わります。
改めて聞くと細かな動作の組み合わせになっており、咄嗟の瞬間に正しく行動するのは難しそうに感じられました。
救急車が来るまでの5〜10分間にできるだけ早く心肺蘇生を始めることで救命率が上がるそうです。
ぜひ皆さんも今一度「心肺蘇生法」で検索しておさらいしてみてください。
胸の真ん中に手を重ねて置き、真上から気持ち早めのテンポで圧迫することが大切です。
日頃からAEDの位置も確認しておきましょう。
次に消火器取扱い訓練です。
昔の消火器は、ハンドルを一度握るだけで消火剤が全て出切ってしまう仕組みでしたが、現在の消火器はハンドルから手を離せば噴射が止まる仕組みに変わっているそうです。
つまりハンドルを握った時にのみ消火剤が出てきます。
火事に慌ててしまい、火元にたどり着く前に消火剤を出し始めてしまって火に辿り着くころには消火剤が足りず消火できない、といったことが解消されているとのことです。
最後に体験させていただいたのが、消火栓の使い方です。
ボタンとランプが付いた赤い箱の中にはホースが入っています。
消火栓は基本的には2人以上で使います。
1人はホースを持って火元に行き、もう1人は合図を待ってバルブを開ける役割を担当します。
ホースは1人で持ち運べるような軽さに設計されています。その分水の勢いは抑えられていますので初期消火に適しています。
消防士さんからは、「なにより優先するのは自分の命ですからまずは逃げる、そして本当に余裕のある時には消火に協力いただけると助かります」というお話をされていました。
防火意識が身につく機会になりました。
来年の開催でも大藪組社員が参加予定ですので、このブログ記事を見て予習になればいいなと思います。
本日の定点観測
あんなにさみしかった枝を覆い隠すほどの緑が。
先日の大雨でたっぷりと水を吸い、強い日差しを浴びて光合成できているようです。
奥ではつつじも咲いています。
では、また来週。
メディア広報企画課